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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画50【新刊/昆虫漫画】



 今回の本は全て9/1に購入した物です。「昆虫の家(KONCHUU NO IE)」は【ホラー漫画】或いは【少女漫画】のカテゴリーであり、【昆虫漫画】に分類するのは少々無理があるのではないかとも思ったのですが、【ホラー漫画】や【色々】といった分け方が続いているので、偶には別のジャンル分けをしてみたかったのですよ。3册だけではちょっと寂しいですからね。画像の左側から順に紹介。

 「昆虫の家(KONCHUU NO IE)」 高階良子(TAKASHINA RYOUKO)・・・・・「なかよし」1973年8月号の別冊付録として描かれた作品。日本人の父とフランス人の母との間に生まれた赤髪の少女・クレール(Clair)は、養護施設・桜(SAKURA)養護園に預けられていたが、美しい物に執着し、蝶を殺してたくさんの標本を作ったりしている事から気味悪がられ、皆から嫌われていた。ある時大葉(OOBA)学園テニス部に所属する評判の美少女・明石洋子(AKASHI YOUKO)の事を気に入ったクレールは、蝶の様に美しい洋子を自分の物にしたいと思う様になる。毎日洋子の事を見に行っていたクレールだったが、ある日突然訪ねて来た弁護士によって、父と祖父母の死と、莫大な遺産を相続した事を知らされる。それから一年後、友人達と撮影旅行に出掛けた洋子は、山中で大雨に見舞われ、近くの洋館へと助けを求めに行くが、そこにはクレールの姿があった…。
 主人公ながら身勝手な性格で悪役のクレールだが、彼女にも親から捨てられたり「赤髪の混血」と皆から虐められたりしていた事情があり、同情の余地はある。彼女には真の理解者こそが必要だったのかも知れない。悲しい余韻の残る物語。
 巻末に収録されている短編「うわさのふたり(UWASA NO FUTARI)」は、「別冊少女フレンド」1968年11月号掲載。スポーツマンで秀才の虎川竜(TORAKAWA RYUU)は学園の人気者。ヒロインの小川美々(OGAWA MIMI)も一度は彼に憧れた事があったが、何故か彼は美々に意地悪してばかり。理科の課題の植物観察の際に、付いて来た美々の妹が事故に遭い、その事故絡みで虎川は、美々の事が好きなのだという自分の本心に気付く。それでもまだ素直になれない美々は、今度は虎川が事故に遭ったと聞いて、ようやく自分の気持ちに素直になる。内容自体は物凄く普通の、古き良き時代の王道的少女漫画。安心して読める点と懐かしい雰囲気が良い。
 この単行本の初版は1985年11月10日発行。今回私が買った物は1989年4月5日発行の6版なのだが、21年も前に発売された単行本が未だに新刊で売られているとは、何だか凄過ぎる…。

 「ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記」 5・6巻・・・・・

 「少女ファーブル昆虫記 スカラベの秘密(SHOUJYO Fabre KONCHUUKI Scarab NO HIMITSU)」 原田雅史・・・・・
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