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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画46【古本/ホラー漫画】



 今回の本は全て8/3に購入した物です。この日買った本はこれだけではないのですが、特定の作家の物に偏っている事は間違い無い様です。突然、特定の作家の漫画を無性に読みたくなる事ってありますよね。画像の左上から順に紹介。

 「真夜中の童話(MAYONAKA NO DOUWA)」 大橋薫(OOHASHI KAORU)・・・・・1991年8月6日に発行された、1990〜1991年に描かれた中・短編を纏めた作品集。フリートークを除く全9本・計195Pの作品中、恐怖物は3本・計111P。
 表題作の「真夜中の童話」は、3部構成となっている全100Pの作品で、「CAIN」1991年PRE誕生号に一挙掲載された。真面目で先生からの信頼も厚いまこと(MAKOTO)と、美人だが派手で先生からも目の敵にされているひばり(HIBARI)は、仲の良い友人同士。ある時先生への腹いせに、学校の帰りに痴漢に遭ったという狂言を思い付いたひばりは、まことに協力を頼み、次の日学校を休む事にする。翌日、口裏を合わせて皆に嘘の証言をしたまことだったが、実はひばりは本当に何者かに襲われて殺されていた。たちまち嘘吐きのレッテルを貼られて皆から孤立してしまったまことは、今度は自分が犯人に狙われるかも知れないという不安の中、死んでまで自分を困らせるひばりの事を憎み始める。「本当の友人とは何か?」といった事について考えさせられる様な内容で、結局まことは最後にひばりの真意を知って、自分の方が友人を信用していなかったという事実を思い知らされるのだが、そのテーマ性故、まことは女の悪い面や弱い面が集約されたキャラとして描かれている印象が強い。悲しい余韻の残る物語。
 その他の収録作品は、姉妹漫画家物ギャグ「クリスマスイヴに生まれて(Christmas Eve NI UMARETE)」、「百鬼夜行(HYAKKI YAKOU)」、ファンタジー冒険物ギャグ「Hyper Active」、「春の香港GEGEBOレポート(HARU NO Hong Kong GEGEBO Report)」、楠圭(KUSUNOKI KEI)との合作「恐怖体験レポート(KYOUFU TAIKEN Report)」、ナルシストな友人と姉を持った主人公の苦労話「ナルシスのゆううつ(Narcissus NO YUUUTSU)」、実録4コマ「がんばれNISSAN!(GANBARE NISSAN!)」、6人の漫画家によるリレー漫画「カナコ、この愛の行方(KANAKO、 KONO AI NO YUKUE)」。描き下ろしや未発表作品も含め、ギャグ、ホラー、4コマ、レポート漫画等、バラエティーに富んだ内容となっている。

 「オカルト・ゾーン(Occult Zone)」 大橋薫(OOHASHI KAORU)・・・・・1986年11月10日に発行された「オカルト・ゾーン 大橋薫怪奇作品集(Occult Zone OOHASHI KAORU KAIKI SAKUHINSHUU)」のリメイク版で、こちらは1994年6月10日発行。「ファンロード」誌上にて1985〜1986年に発表された短編を集めた単行本で、収録されている全16本・計188Pの作品中、作者の近況報告漫画を除く14本・計180Pの作品がホラーや怪奇物に分類出来、更にその半数近くはギャグ作品となっている。
 「Nursery rhyme I heard once… −昔聞いた子守唄−(Nursery rhyme I heard once… −MUKASHI KIITA KOMORIUTA−)」は、森に住む老魔法使いを捜しに来た少年・マーク(Mark)の物語。マークは森の中で迷っている所を女性の歌声に導かれ、老魔法使いとその娘が住む塔へと辿り着く。老魔法使いは、昔娘が自分を裏切った事が許せず、娘を軟禁して毎晩殺し続けていた。ファンタジー系の世界観で、恐怖物と言うよりは悲しい話なのだが、設定には十分に恐怖を感じさせられる。全32P。
 「般若の船…(HANNYA NO FUNE…)」クールな美女・小夜子(SAYOKO)の強さに惹かれている主人公・天童(TENDOU)。遊び人の勇(ISAMU)に捨てられた過去を持つ小夜子は、悪態を吐かれた事をきっかけに勇を殺し、天童は彼女の心の弱さを知る事になる。これも恐怖物と言うより悲しい話だが、男性目線でこの手の作品を読むと、何故いい女に限ってつまらない男に惚れて自ら悲しい目に遭う道を選んでしまうのか、理不尽さを感じずにはいられない。全16P。
 「真澄鏡(MASUKAGAMI)」田舎に住む父の知人の家へと遊びに来た主人公・尚史(HISASHI)は、その家で養女として育てられている美しい少女・真澄(MASUMI)と出会い、互いに惹かれ合う様になる。真澄の母親は、かつて都会から来た男に裏切られて自殺したという過去があった。尚史は真澄と恋仲になった事を真澄の養父に咎められ、東京に帰ろうとした所、自分を裏切ったと真澄に責められ、殺されそうになってしまう。これも恐怖物と言うより悲しい話。全32P。
 「失楽園 −Paradise Lost−(SHITSURAKUEN −Paradise Lost−)」は、吸血鬼の生き残りの男女が、眠りに就く前に人間の生き残りの男女を攫って血を吸おうとするが、恋仲となったその男女を結局逃がして、自分達のエサが増える事を期待するといった内容の、ギャグ要素の強い作品。後年様々な作品に見られる様になる「人間以上の存在が、愚かな人間の所行を見下す」という描写は、この時代の作品としては時代を先取りしていて、非常に斬新な内容だったと言えるかも知れない。全16P。
 その他の収録作品は「自己啓発のススメ(JIKO KEIHATSU NO SUSUME)」「初恋鬼形(HATSUKOI KIGYOU)」「LOVE SOMEBODY」「THE TAO OF HEAVEN」「女子大生の満ちの苦一人旅(JYOSHIDAISEI NO MICHINOKU HITORITABI)」「南無妙法蓮華経(NAMUMYOUHOURENGEKYOU)」「SACRIFICE FESTIVAL」「だから今夜は眠れない(DAKARA KONYA HA NEMURENAI)」「明日 悪魔になあれ!!(ASITA AKUMA NI NAARE!!)」「明日 悪魔になあれ!! PART2(ASITA AKUMA NI NAARE!! PART2)」「明日 悪魔になあれ!! 完結編!(ASITA AKUMA NI NAARE!! KANKETSUHEN!)」「人恋姫(HITOKOIHIME)」。全体の約半分はお気楽な内容のギャグ物である為、当時の作者と同年代の大学生や高校生を主人公にした作品は特に、作品が描かれた1980年代のネアカの時代をそのまま反映している様にも思えるが、楽しんで漫画を描いている姿勢には非常に好感が持てる上、ページ数も多めで力の入った作品やシリアスな内容の作品には、作者の力量を感じさせられる。

 「人魚の首(NINGYO NO KUBI)」 大橋薫(OOHASHI KAORU)・・・・・「月刊少女フレンド特別編集 サスペンス&ホラー特集号」にて発表された、人魚シリーズを含むホラー短編を5本収録した作品集。1995年11月13日発行。
 「人魚の首」マキ(MAKI)の夢に現れ、自分を食べると美しくなれると囁く人魚の生首。友人のルミ(RUMI)に憧れの先輩を奪われたと思い込んでしまったマキは、とうとう人魚の首を食べる決心をするが…。
 「セイレーン −人魚の歌声−(Seiren −NINGYO NO UTAGOE−)」美しい歌声を持つ少女・緒方マリア(OGATA MARIA)。声を大切にしている為、むやみに悲鳴や大声など上げない様に心掛けていた彼女だったが、ある時不良に襲われた自分を助けてくれた太田(OOTA)の為に大きな声で助けを呼び、その声に呼応するかの様に人魚が現れる。
 「人魚のいる海 −真澄鏡−(NINGYO NO IRU UMI −MASUKAGAMI−)」この海で命を落とした者は人魚になるという言い伝えのある自殺の名所。自殺を図るも死に切れず助けられた田山真澄(TAYAMA MASUMI)は、この海で死んだ母を探す少年・裕太(YUUTA)と出会う。再び死のうとした真澄は、死体が流れ着く洞窟に案内され、美しい人魚になど決してなれないという現実を知る。
 「花の名前(HANA NO NAMAE)」椎名瞳(SIINA HITOMI)は、5年前犯罪者に襲われた自分を庇ってくれた少年を見捨てて逃げた為に、その少年が殺されてしまった事に、ずっと罪悪感を感じ続けていた。ある時、同じ場所で同じ男に再び襲われるが…。
 「夢のつづき(YUME NO TSUDUKI)」夢想家で嘘吐きのユミ(YUMI)は、憧れの先輩・葉月(HADUKI)が自分の彼氏だと思い込み、葉月の彼女を悪い魔女だと決め付けて大怪我を負わせる。傷心の葉月に手紙を渡してくれる様にと、ユミから頼まれた千春(CHIHARU)は、その手紙が自分からの物だと嘘を吐き、葉月と親密な仲になる。しかしそこには思わぬ落とし穴が…。
 全体的に悲しい恋の物語が中心で、読後に悲しい余韻が残る事が殆どだが、明確なバッドエンドと呼べる物は「人魚の首」と「夢のつづき」の2本のみであり、その他の3本はバッドともハッピーとも言えず、どの物語も全ては本人達が取った行動の結果辿り着いた結末であるが故に、理不尽と思える結果ですらも自然な流れとして感じられるという、独特の雰囲気を作り上げている。

 「DEAD DREAM」 大橋薫(OOHASHI KAORU)・・・・・1996〜1999年に発表されたホラー短編を7本収録した作品集。2000年2月28日発行。
 フルカラー4Pの超短編「僕たちの森(BOKU-TACHI NO MORI)」は「ネムキ」1999年1月号に掲載。ある理由から、森の中で永遠に2人だけの鬼ごっこを続ける兄妹…。恐ろしくも幻想的な作品。
 表題作「DEAD DREAM」は「サスペンス&ホラー」1998年夏の号に掲載。駅で見知らぬ男子生徒から告白された桐子(KIRIKO)は、過去の忌まわしい経験から冷たく突っ撥ねるが、その直後、その男子生徒は電車に飛び込んで自殺してしまう。以後、バラバラの肉塊となった男子生徒が桐子の夢の中に度々現れ、桐子は眠らない為に自傷行為を繰り返す様になる。最後に男子生徒の本当の死因が解るという意外な反転オチが待っている。
 「泣く女(NAKU ONNA)」は「サスペンス&ホラー」1997年冬の号に掲載。おとなしくて勉強だけが取り柄の千秋(CHIAKI)はプレイボーイのマモル(MAMORU)と付き合っているが、マモルは泣き顔が可愛くて女の子らしい杏奈(ANNA)に乗り換えようとしていた。一方、学校の屋上で焼身自殺した女生徒が居たという怪談に、杏奈が何か関係しているのではないかと思った千秋は、5年前の出来事について調べ始めるが…。
 「サイコ・モンスター(Psycho Monster)」は「サスペンス&ホラー」1998年春の号に掲載。立ち入り禁止の工場跡で勇者ごっこをして遊んでいた友弘(TOMOHIRO)達は、変なおばさんから「ここには化け物が居る」と脅かされるが、化け物どころか綺麗なお姉さんと出会った友弘は、彼女に会いたいが為に何度もここへ足を運ぶ様になる。子供達を危ない場所に近付けさせない為に、大人達が作り出したモンスターの噂。しかし実際にモンスターの影を見たミノル(MINORU)がケガをしてしまい、弁解しようとした友弘は、母から「モンスターなんているわけがない」と、大人自ら作り出した噂を否定するその態度にショックを受ける。工場跡に巣食うモンスターの正体とは?
 「花の咲く場所(HANA NO SAKU BASHO)」は「サスペンス&ホラー」1998年冬の号に掲載。昔恐ろしい体験をして以来心を病んでしまった姉の世話の為に、友達と遊ぶ事も出来ないみさき(MISAKI)は、姉の存在を疎ましがり、ある時姉の世話を放って友達とライブに出掛けてしまう。家に帰ると姉が居なくなっており、慌てて捜し回るみさきだったが、途中で妹の世話を疎ましがって死なせてしまったと言う少女と出会い…。
 「僕はここにいるから(BOKU HA KOKO NI IRUKARA)」は「NORA」1996年2月号に掲載。何時も壁や机に短刀で穴を掘っている森口(MORIGUCHI)は、不良グループから虐められ、また、同様にかつて虐められていて行方不明となった宮田カナ(MIYATA KANA)の亡霊に纏わり付かれていた。唯一森口やカナの味方をしてくれた愛子(AIKO)は、次第に森口と親しく話す様になるが、ある時とうとう不良グループ達に襲われてしまう。
 「無断欠席(MUDAN KESSEKI)」は「ネムキ」1999年5月号に掲載。高校時代に嘘の怪談を作って教育実習生を自殺に追い込んだ経験のある皆口都(MINAGUCHI MIYAKO)は、その罪の償いの為か、久しく実習生が来なかった母校へと教育実習にやって来るが、自殺した実習生の弟と名乗る男子生徒から目の敵にされ、様々な嫌がらせを受ける。
 全体的に人と人とのすれ違いから起こる悲劇が多く描かれ、ハッピーエンドであれバッドエンドであれ、物語の核となる相手や主人公自身の「真意」や事件の「真実」が最後に明かされる事が多い。その為「何故ここでこんな態度を取るのだろうか?」と、登場人物の不自然な言動に訝しさを感じてしまう事も多いが、最後には必ず納得させられるので、読後感は悪くない。

 「怪談ぼたん灯籠(KAIDAN BOTAN-DOUROU)」 さがみゆき(SAGA MIYUKI)・・・・・1974年6月6日発行の描き下ろし単行本を、同内容で表紙を変えて再版した物で、こちらは1986年9月6日発行。江戸時代に中国から伝えられて翻案された超有名な怪談「牡丹灯籠(BOTAN-DOUROU)」を漫画化した作品ですが、原作では死霊だったお露(OTSUYU)と下女のお米(OYONE)を吸血鬼として描く等、様々な独自のアレンジが加えられています。
 毎晩逢瀬を重ねる新三郎(SHINZABUROU)とおつゆ。おつゆは恋仲である新三郎に対しても、決して自分の素性を明かそうとはしなかった。新三郎を慕う娘・お千代(OCHIYO)は、友人・お里(OSATO)が行方不明になってしまった理由を調べる為に、おつゆの屋敷へと奉公に向かう。その夜、お千代の前に姿を現したお里は、この屋敷から逃げる様にと忠告するが、おつゆとお米に阻まれ、2人共物置部屋に閉じ込められてしまう。一旦死んだ後に吸血鬼として蘇ったお里を、生前に忠告された通りに槍で胸を突き刺して成仏させたお千代は、事の次第を新三郎に伝え、後に自分の目でおつゆの正体を確かめた新三郎は、和尚の言い付け通り戸口にお札を貼って自宅へと立て籠るが…。
 最後に吸血鬼としての本性を現したおつゆを刀で突き殺した後、自分も腹を斬って後を追った新三郎は、立派におつゆへの愛を貫いたと思う。お千代が見た、仲良く寄り添う2人の幻を描いたラストシーンは、涙無くしては見られない。悲しくも美しい悲恋の物語でありました。

 「14歳(Fourteen)」 楳図かずお(UMEZU KAZUO) 2・4・5巻・・・・・「ビッグコミックスピリッツ」にて1990年〜1995年に連載。環境破壊が進み、人々が地下へと居住地を移した未来社会で起こる奇怪な事件の数々。人工的に細胞を培養させて作られる食用の鳥肉から生まれたチキン・ジョージ(Chicken George)博士は、動物達の代表者を名乗り、動物を守る為に人類絶滅を企むが、コンピューターの予想では、人類が滅びると動物も同時に全て滅んでしまうと言う。しかしその人類も、これから生まれて来る者達は皆14歳までしか生きられないと言うが…。
 2巻では、人間の所為で数多くの野生動物が滅びてしまった事を知ったチキン・ジョージが、人間達への復讐を開始する。自分を怪しんで尾行して来る子供達を、地下深くの荒れ地へと誘い込んで置き去りにした後、動物園で見せ物にされている、遺伝子の組み替えにより作られた奇妙な姿の動物達を檻から解放。逃げ出した動物達によりパニックとなった園内を後にし、何処かへと立ち去る。一方、各国首脳との会議に臨むアメリカ合衆国大統領・アーサー・ヤング(Arthur Young)氏の許へ、世界中で緑色の子供が次々に産まれているという知らせが届けられ、会議直前に産まれたヤング氏の子供もやはり緑色の髪を持っていた。この現象を植物の呪いだと唱えるチキン・ジョージ博士の噂を聞いたヤング氏は、部下に調査を命じ、早速チキン・ジョージに出会ったと言う若者・ミッキー(Mickey)と面会する。
 3巻は1册丸々ミッキーの回想シーン。4巻では、ミッキーの案内でヤング氏が部下を連れ、チキン・ジョージの研究施設のあったゴミの島を訪れる。そこで直接彼等は対峙するが、人間への復讐心を失い、動物達を連れて宇宙へ脱出するという次なる目的を掲げたチキン・ジョージは再び何処かへと去り、一方体内で人間の遺伝子を壊すウイルス性の生命体が増殖していたミッキーは、自分の本体が既に死んでおり、自分がコピーであった事を知って、生命体が体外へ漏れ出す事を防ぐ為に、自ら分解液を飲んで溶け死んでしまう。そして世界の経済界の頂点に立つという最高位(Grand Master)・ローズ(Rose)氏の登場。
 5巻では、老いる事を異常なまでに恐れ、老いた姿を他人に見られる事を嫌うローズ氏が、ヤング氏をアリゾナ砂漠にある巨大な邸宅へと呼び寄せて、不老不死の研究を推進する法案の成立を強要。更にチキン・ジョージの居場所を教える様迫るが、丁度そこへ「不老不死の理論を九千兆ドルで買って欲しい」と言うチキン・ジョージからのメッセージが届く。一方、緑色の赤ちゃんを産んだ少女・戸川洋子(TOGAWA YOUKO)は、友人と共に隠れて子供を育てていた所を、赤ちゃん狩りの男達に狙われる。
 去年の6月に1・3・6巻を購入してから1年、ようやく抜けている巻を入手して、1〜6巻までのストーリーの流れを掴む事が出来ました。ローズ氏が常用している若返りクリームは、三歳以下の幼児の生きたホルモンから作られているとの事なので、赤ちゃん狩りを雇って人身売買を行っている悪徳病院とも何らかの繋がりがあるのでしょう。ここまでに描かれてきた様々な種類の恐怖は、「人間の行いに対する恐怖」と「自然からのしっぺ返しによる恐怖」に大別されると思うのですが、そうした単純な分析など簡単には当て嵌められない程に、かなり複雑且つ壮大なテーマを扱った作品である様に思います。
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