最近購読した漫画18【新刊／色々】

　「よつばと！(YOTSUBATO!)」の９巻と「ONE PIECE」の56巻は、基本的に発売日を調べるという習慣が無い私にしては珍しく、前以て発売日を調べた上でキチンと当日に購入しました。「ONE PIECE」の方は初版の発行部数が日本最高を記録したとの事で、少々発売日を過ぎても入手出来なくなる不安は全く無かったのですが、「よつばと！」の方はすぐに売り切れて書店から無くなってしまう為、毎回入手するのに苦労させられます。今回は発売日に書店に行ったにも関わらず、１軒目の書店では１册も置かれておらず、２軒目の大きな書店で大量に置かれているのを発見。こうやって力のある大きな書店が大量にせしめてしまう為に、末端の小さい書店に行き渡らないのではないかと、大した苦労をした訳でもないのに、不満を感じたりもしました。
　今回の本は11/25・11/27・12/2・12/4に購入。同じ日に買った別の本も色々あるのですが、それ等は次回以降の日記で随時紹介していきたいと思います。

　「よつばと！(YOTSUBATO!)」　あずまきよひこ(AZUMA KIYOHIKO)　９巻・・・・・天真爛漫な少女よつば(YOTSUBA)と周囲を取り巻く人々との、面白可笑しくも心温まる、ごく普通の日常を描いた、現在連載中の漫画の中では私が一番好きな作品です。今回の内容は、ぬいぐるみを買いに行ったり、コーヒーを淹れたり、焼肉を食べに行ったり…と、本当に普通ですね。後半は、隣の三姉妹が家に来て掃除や片付けをしてくれたり、女性陣と気球を見に出掛けたり等、今回は父ちゃんプチハーレム？

　「びんちょうタン(BINCHOU-TAN)」　江草天仁(EKUSA TAKAHITO)　４巻・・・・・フィギュア付きの限定版が欲しかったのですが、見付からなくて、結局通常版の方を買いましたよ。今年の２月に発売されたので、発売から随分遅れての購入となります。町で仕事をしながら、山で一人暮らしをしている少女と、彼女を取り巻く友達や町の人々との、可愛くて少し切なく、そして心温まるお話です。
　この４巻で一旦完結らしく、亡くなったお祖母さんとの思い出話が最後に語られます。今まで正式には仲間に加わっていなかったあろえ(Aloe)が皆の友達として迎えられた事や、僅かながらユーカリたん(Eucaly-TAN)が登場した事が嬉しかったですね。くぬぎタン(KUNUGI-TAN)の運動会の話も非常に感動的でした。再開の可能性がありそうな事が後書きで書かれていたので、是非とも心待ちにしたいと思います。

　「ベクター・ケースファイル　稲穂の昆虫記(VECTOR CASE FILE　INAHO NO KONCHUUKI)」　藤見泰高(FUJIMI YASUTAKA)＆カミムラ晋作(KAMIMURA SHINSAKU)　３巻 ・・・・・身近に起こった昆虫を含む「蟲」絡みの事件を、昆虫の生態に詳しいヒロインが解決するといった内容で、魅力的な女性キャラが数多く登場する上、大変勉強にもなる良作です。先日最新刊である８巻を紹介しましたが、実は全巻揃えて置いてある書店が近所に無く、不本意ながらバラバラに買い集める羽目になってしまっているんですよ…。で、今回見掛けて買ったのがこの３巻。
　今巻で扱われる題材は、蜂蜜の味、ダニアレルギー、山でのサバイバル、生態系を利用した堆肥作り、朝顔の芽を切る犯人は…？といった内容。堆肥作りや朝顔の話は小学校が舞台であり、子供達にも是非教えたい様な為になる事が色々描かれているのですが、成人向けの雑誌で連載されている為お色気要素が多く、やはり子供には薦めづらい。読んだ大人が子供に教えてあげるのが一番良いのかも知れません。とにかく昆虫好きの大人は是非読まなければ！

　「ONE PIECE」　尾田栄一郎(ODA EIICHIROU)　56巻・・・・・以前53巻だけ買って54・55巻は買っておらず、それ以前の巻も殆ど所有していなかった為、物語の全体像を把握していなかったのですが、最近友人が1巻から55巻まで全て買い集めたので、私もそれを借りて全部読ませて貰い、今更ながらすっかり「ONE PIECE」のFANになってしまいました。それで、ここから先は自分で買って読もうと思い、最新刊であるこの56巻は12/4の発売日に即購入する事にしたのです。超有名な作品なので今更説明の必要は無いと思いますが、簡単に言うと、昔海賊王と呼ばれた男が隠した宝を巡っての、海賊達が群雄割拠する海洋冒険漫画ですね。
　今巻の話の盛り上がり方は凄まじいものがあります。「ここまで来て、ようやくそんな重大な秘密が明かされるのか!?」と言った所です。またまた続きが楽しみで仕様が無くなってしまったのですが、全巻読んでしまった今となっては、次の単行本の発売まで数ヶ月間待たなければなりません…。あと、バギーが何だかミスターサタンの様だ…。
　劇場で先着順にプレゼントされるという第0巻を手に入れる為に映画を観に行こうかどうしようか悩み中。12/12公開なのですが、土曜日だと人が多そうだし、良い歳をした大人が子供達に混じって観に行くというのも抵抗があるし…。うーん、どうしよう…？

　「伊藤潤二の猫日記　よん＆むー(ITOU JYUNJI NO NEKO NIKKI　YON&MUU)」　伊藤潤二(ITOU JYUNJI)・・・・・これも以前からずっと欲しくて探し続けていた作品。ようやく見付ける事が出来ましたよ(再版ですが…)。作者自身の猫の飼育日記漫画ですが、可愛い猫達との楽しい生活の筈なのに、何故かホラータッチで描かれている点がミスマッチ感覚で非常に笑えます。やはり恐怖と笑いは紙一重。