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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画19【古本/色々】



 今回の本は11/27・12/2 ・12/28の3回に分けて購入した物です。「危さん(ABU-SAN)」を除いて代わりに別の本を含め、【ゲーム漫画】と【少年漫画(低年齢向け)】の2つに分けて紹介しようかとも思ったのですが、結局こういう形で紹介する事にしました。同日に買った他の本も色々あるとは言え、これだけを見ると、我ながらどの様な基準で、どの様な心境で購入する物を選んでいるのか、よく解らなくなってしまいます。敢えて共通点を挙げるならば、比較的気軽に読める肩の凝らない作品ばかりといった所でしょうか。画像の左上から順に紹介していきます。

 「危さん」 どれえじゃっきぃ(DOREE Jackey)・・・・・・

 「学校の怪談(GAKKOU NO KAIDAN)」 日本民話の会・学校の怪談編集委員会&小川京美(OGAWA KYOUMI) 3巻・・・・・「月刊プレコミックブンブン(Pre-Comic Bun-Bun)」2004年1月号から連載開始、掲載誌の休刊に伴い、2009年10月号にて連載終了。学校に纏わる怪談を集めたオムニバス形式の短編集で、可愛くディフォルメされた学校関連の都市伝説キャラ達が案内人を務めています。表紙に大きく描かれているのは案内人の1人・口さけ女。
 今巻では人面犬の話が紹介され、以後新たに人面犬が案内人の1人に加わりました。人面犬が大学の研究室で遺伝子操作により生み出されたという噂については知らなかったのですが、人面犬自体は有名ですよね。「赤いはんてん」や「海から手」等、様々なバリエーションがある有名な都市伝説は他にも紹介されていたのですが、3巻ともなると、何処かで聞いた事がある様な話に混じって、余り聞いた事が無いちょっと凝った内容の怖い話も、色々と紹介される様になってきました。
 「てんじょううらの男」は、学生寮に忍び込んだ泥棒が天井裏の覗き穴から下の部屋を覗くと、学生が身動きもせずこちらを凝視している。泥棒は気付かれたのかと思い焦るが、実はその学生は、その状態で既に死亡していたのだ。以後、その部屋に新しく入った学生は皆、天井の穴から妙な視線を感じ、気味が悪くなってすぐにその部屋を引き払ってしまう。その後、学生寮が取り壊される事になった際に、その天井裏から…といった話なのですが、これは非常に良く出来た話で、凄く気に入りました。また、「顔をかえして」は、結局その女の顔がどうなっているのかは明かされず、聞き手に想像させるという良くあるタイプの話なのですが、この手の話は、やはり素直に怖いですね。

 「ラグナロクオンラインコミックアンソロジー(RAGNAROK ONLINE COMIC ANTHOLOGY)」 VOL.16・・・・・韓国発のMMORPGの中では、恐らく日本で一番人気が高かったと思われる「ラグナロクオンライン(RAGNAROK ONLINE)」のアンソロジーコミックで、こちらは一迅社(ICHIJINSHA)から2005年8月に発売された物。人気が高かった理由は、可愛らしい2Dキャラが日本人ユーザーの好みに合った事や、取っ付き易さ、そしてメーカーが二次創作化に対して寛大であった事等が挙げられるのではないかと思います。私はPLAYした事は無いのですが、可愛い2Dキャラはやはりほのぼのしていて良いですね。最近のMMORPGは皆グラフィック至上主義に走る余り、どれもこれも見た目も内容も似た様な感じになってしまっていて、作品毎の個性を失ってしまっている様な気がします。
 この作品やMMORPGというジャンルに限らず、自分でキャラメイキングをするタイプのRPGは、二次創作化の素材としては非常に興味がありますね。大抵は作者自身が実際にゲーム内で体験した出来事を中心に、回を重ねる毎にキャラや設定が一人歩きして、各作者毎の独自の発想や世界観が形成されていく様です。基本的には全て読み切り作品なのですが、同一キャラによる連続した作品を執筆している作家も多く、これまでの過程を知らないと戸惑ってしまう事も。出来ればVOL.1から順に読んでいきたい所ですが、古本で集めている為、どうしても順番通りとはいかない所が残念です。この巻では、恋愛絡みの話が少し多めかも。好きな作家は、あどべんちゃら(ADVENCHARA)。

 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック 明日もプロンテラで!(RAGNAROK ONLINE ANTHOLOGY COMIC ASHITA MO PRONTERA DE!)」 4巻・・・・・こちらはエンターブレイン(ENTERBRAIN)から2006年6月に発売された物。この時点で既にエンターブレインからは、作家個人の単行本を含め、40册以上の「ラグナロクオンライン」関連の4コマやアンソロジーコミックが発売されており、韓国人作家や台湾人作家を起用した企画本も発行される等、力の入れ様が伺えます。ほのぼの系からHEAVYな物まで内容は多岐に渡り、少々癖のある個性的な画風及び作風の作家が多い様に思います。

 「藤子不二雄ランドVOL.106 ドラえもん 27巻(FUJIKO FUJIO Land VOL.106 DORAEMON)」 藤子不二雄(FUJIKO FUJIO)・・・・・「藤子不二雄ランド(FUJIKO FUJIO Land)」は1984年6月から1991年2月までの間に計301册発行された、同作者の過去作品を振り返るSeriesです。当時、他社から先に発売されていて、既に内容を知っている作品を改めてこのSeriesで買う主な目的は、単行本未収録作品の存在でした。しかし「ドラえもん(DORAEMON)」は単行本未収録作品の露出が少なく、殆どが読んだ事のある内容ばかりだった事には、少々不満を感じていましたね。
 藤子・F・不二雄(FUJIKO・F・FUJIO)作品の完全収録を目指す「藤子・F・不二雄大全集(FUJIKO・F・FUJIO DAIZENSHUU)」が刊行され始めている現在、もはや中途半端な内容でしかないこの本を、今更ながら古本屋で買い求める理由は、単に懐かしさとCollectionの為といった意味合いが強いです。

 「熱血!! コロコロ伝説 VOL.2 1979-1980(NEKKETSU!! COROCORO DENSETSU VOL.2 1979-1980)」・・・・・過去に雑誌「コロコロコミック(COROCORO Comic)」に連載された漫画を数本ずつ掲載しながら同雑誌の歴史を振り返るSeriesで、超有名な作品のみならず、中には単行本化されていない作品も含まれており、当時を知る者にとっては涙が出そうなぐらい嬉しく、懐かしい作品が満載です。
 収録作品は「新オバケのQ太郎(SHIN OBAKE NO QTAROU)」「ドラえもん(DORAEMON)」「パーマン(PERMAN)」「ドラQパーマン(DORA Q PERMAN)」「ゲームセンターあらし(Game Center ARASHI)」「ミラ・クル・1(Miracle 1)」「あさりちゃん(ASARI-CHAN)」「金メダルマン(KIN-Medal Man)」「アカンベー(AKANBEE)」「ザ・ゴリラ(The Gorilla)」「おじゃまユーレイくん(OJYAMA YUUREI-KUN)」「ケンカばんばん(KENKA BANBAN)」「名たんていカゲマン(MEITANTEI KAGEMAN)」「飛んでけ!エアロ(TONDEKE! Aero)」「怪奇!口裂け女(KAIKI! KUCHISAKE-ONNA)」の15作品。これに加え、「3D甲子園 プラコン大作(3D KOUSHIEN PlaKON DAISAKU)」の作者・たかや健二(TAKAYA KENJI)による、当時を振り返る描き下ろし漫画と、「ゲームセンターあらし(Game Center ARASHI)」「金メダルマン(KIN-Medal Man)」の単行本1巻をそのまま復刻した別冊付録が付いています。定価の1000円で買っても安いのではないかと思えるぐらい盛り沢山の内容なのですが、私は315円で買ったので、ちょっと申し訳無く思う…。
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