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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画17【新刊/色々】



 最近は書籍の売り上げが全般的に落ちてきているとの事で、その影響か、うちの周りでも大きな書店が次々に潰れるなど、欲しい本を探すのが困難な状況になってきています。今回紹介する本を購入した際に、同じ書店で別の欲しい本も見掛けたのですが、長い間売れ残っていたらしく、本の上部が日焼けして黄色く変色していた事が気になったので、結局その書店では買いませんでした。ところが別の書店を回って探してみた所、これが全く見付からない。そうこうする内に、何時の間にか最初に見掛けた書店からも無くなってしまっており、日焼けを我慢して買うべきだったかと複雑な思いをしています。その本は今でも探しているのですが、未だに見付かっていません。
 画像の上の3册は11/6購入、下の3册は11/13購入。いつもの様に左上の本から紹介していきます。

 「STEEL BALL RUN」 荒木飛呂彦(ARAKI HIROHIKO) 19巻・・・・・「JOJOの奇妙な冒険」シリーズの第7部。1890年9月25日にスタートした、人類史上初の乗馬による北米大陸横断レース。しかしそれは、各地に散らばる聖人の遺体を集める為に大統領が仕組んだ大掛かりな陰謀であった。今回は大統領との直接対決が見所ですが、せっかく良い所まで大統領を追い詰めたのに、あと一歩の所で…。大統領のスタンド能力ってちょっと無敵過ぎると言うか、この先JOJO達が活躍する機会を無くしてしまわない様に、何か無理矢理大統領の方を勝たせた様な気がしないでもない…。ドンドン主要キャラの数が減ってきています。レースの方も脱線気味だし、この先どう収束させて結末を迎えるのか、非常に楽しみです。

 「鉄娘な3姉妹(TETSUKO NA SANSHIMAI)」 松山せいじ(MATSUYAMA SEIJI) 1巻・・・・・松山せいじ(MATSUYAMA SEIJI)が元鉄道マニアだったとは意外でした。しかし鉄道漫画にも萌え要素を組み込む事を忘れないのは流石です。行方不明の父親を、3人の姉妹が鉄道旅行を通じて探し出そうとする物語。背景描写はかなり手が込んでいて臨場感に溢れていますが、それだけに、現実感の無いキャラクターの存在がミスマッチであり、これをどう捉えるかは読者次第といった所。私としては、色々な鉄道漫画の中に、こういった作品が一つはあっても良いかと思います。
 一足違いで父と会う事が出来ず、また次の目的地へ…という展開はお約束。電車を降り、駅から出て付近を観光したり散策する訳でもなく、本当に電車の中(&駅構内)だけで物語が進行する所が凄い(但し電車の写真を撮る為に外へ出る事はある)。三姉妹は、それぞれ「鉄道写真の撮影を重視する長女(爆乳)」「時刻表マニアで、電車に乗る事そのものを重視する次女(眼鏡&メイド服)」「鉄道模型大好きな三女(幼女)」と、キャラクターも鉄道マニアとしての姿勢もそれぞれ異なり、特徴的。

 「ゾンビの神様(Zombie NO KAMISAMA)」 きんこうじたま(KINKOUJI TAMA) 1巻・・・・・虐められている為「強い男にして下さい」と神様にお願いしたら、何故かゾンビにされてしまった少年と、八百万の中での順位がビリという役立たずの神様が巻き起こす、日常を舞台にした低年齢向けのショートGAG漫画。可愛らしい絵柄でグロさはかなり薄れているものの、「何故ゾンビにされたのか?」「何故元の姿に戻してくれないのか?」といった疑問に対して、余り納得のいく説明がされているとは言えず、単に設定上の都合だとしか思えない。話やGAGに関しても、まだまだ練り込み不足といった感があり、そうした欠点が色々と目に付くものの、何も考えずに緩い内容と可愛い絵柄をまったり楽しむのが、この作品の正しい楽しみ方なのかも知れません。
「ケロケロエース」2007年Vol.1〜連載中。

 「彼岸島(HIGANJIMA)」  松本光司(MATSUMOTO KOUJI) 28巻・・・・・旧日本軍により、土着の風土病を研究して生み出された吸血鬼に支配された島での、人間対吸血鬼の戦いを描いたホラー漫画。今巻の重要ポイントは、前巻同様「吸血鬼化してしまった事を、他の仲間達に隠し通せるか?」「ヒロインの救出は果たせるか?」といった部分ですが、週刊漫画雑誌の連載では「毎回クライマックスの連続で、読者に続きを楽しみにさせる事」が必要事項として暗黙の約束事になっている様であり、そうした部分が、単行本で纏めて読んだ際に違和感を感じさせる原因となってしまう事が多々ある様に思われます。この28巻について言えば、「何故ここで仲間割れを起こさなければならないのか?」「何故1人で先走った行動を取るのか?」といった部分ですが、これも雑誌の方で毎回続きを楽しみにしながら読んでいる分には、特に違和感など感じないのかも知れません。
 ともあれ来年の映画公開に合わせ、今月から3ヶ月連続で単行本が発行されるとの事なので、出費が嵩む事に頭を悩ませつつも、早いペースで続きが読める事を楽しみにしたいと思います。

 「ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記(VECTOR CASE FILE INAHO NO KONCHUUKI)」 藤見泰高(FUJIMI YASUTAKA)&カミムラ晋作(KAMIMURA SHINSAKU) 8巻 ・・・・・身近に起こった昆虫を含む「蟲」絡みの事件を、昆虫の生態に詳しいヒロインが解決するといった内容で、「ロン先生の虫眼鏡(RON-SENSEI NO MUSHIMEGANE)」に近いタイプの作品ですが、登場キャラの多くを萌え系の女性キャラが占めていたり、環境保護を悪用する団体の存在などは、かなり現代的。これまで当たり前の様に思っていた「蟲」についての知識や常識感の間違いに数多く気付かせてくれる上、そうした生き物と人間とが上手く共存していく方法についても道を示してくれている様で、大変勉強になります。単なる萌え系の学習漫画とは違い、ストーリー構成もしっかりしていて読み応えもあり、お薦めの作品です。
 今巻で扱われる「蟲」は、ノミ、シラミ、セミ、センチュウ等。セミと言えば、地球温暖化の影響で、本来暖かい地域に住んでいる筈のクマゼミの生息地がドンドン北上している事が近年日本で問題になっていますが、うちの周辺でも、夏になると聞こえるセミの鳴き声は、ほぼ100%クマゼミの物ばかりであり、鳴く時間帯によって住み分けている筈の様々な種類のセミの鳴き声が聞けなくなってしまっている事は、人間が自分達の都合によって作り出した人工的な環境により、自然の生態系に悪影響を及ぼしてしまっている弊害を強く感じて、何とも残念な気持ちにさせられてしまいます。

 「犬マユゲでいこうGX(INU-MAYUGE DE IKOU GX)」 石塚2祐子(ISHIDUKA 2 YUUKO) 5巻・・・・・新装版の1〜4巻はまだ買っていないのですが、旧版の1〜2巻は持っていまして、偶々書店でこの最新刊を見掛けて、まだ続いているという事に驚き、久し振りに読みたくなって買い求めました。ホビー雑誌「Vジャンプ」で連載中の、ゲーム紹介漫画と言うか、作者の(遊び中心の)日常を描いた日記漫画と言うか…まぁとにかくそんな感じの内容です。多少オーバーに描かれているとは思うのですが、感情のままに行動する編集者泣かせの作者のキャラクターと、ジャンプ連載漫画の露骨なParody等、はっちゃけた内容が人気を博している作品。今巻の表紙は「遊戯王GX(YUUGIOU GX)」のParodyである様です。作者が巨乳眼鏡っ娘である点も密かにポイントが高いと思うのですが、GAG漫画故に大抵は変に描かれていて、まともに描かれている場面は殆どありません…。
 この5巻で紹介されている主なゲームは、NDS「おいでよ どうぶつの森」「マリオ&ルイージRPG2」「レイトン教授と不思議な町」、SFC「シムシティー」、PS2「大神」、PSP「どこでもいっしょ レッツ学校!」「FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争」等。
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