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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画31【新刊/色々】



 今回の本は、全て3/30に購入した物です。雑誌を買って読む習慣が殆ど無いにも関わらず、「ウルトラジャンプ(ULTRA JUMP)」を買っている所が珍しい。もちろん目的があっての事なのですが、掲載されている全ての作品が好きで買った訳ではない為、読み終えるのに非常に時間が掛かってしまいました。読まずに飛ばすのも勿体無いですし、かと言って、連載途中の作品の前後のストーリーの繋がりを、粗筋等から何とか理解しようとするのも、作品数が多いとそれだけ苦労してしまいますからね。それに、突然1册だけ買って、物語の途中の話を1話だけ読んでも、余り楽しさが伝わらないのも仕方が無いというものでしょう。
 昔は雑誌がメインで、気に入った漫画のみ単行本を買うというパターンが普通だったのですが、最近は単行本がメインで、雑誌は目当ての作品を探す為に、試しに見てみるというパターンが多くなってきている様に思います。

 「ウルトラジャンプ(ULTRA JUMP)」 4月号・・・・・雑誌を買う習慣が無い私がこの4月号を買った理由は、荒木飛呂彦(ARAKI HIROHIKO)とルーヴル美術館とのCollaboration企画「岸部露伴ルーヴルへ行く(KISHIBE ROHAN Louvre HE IKU)」と、別冊付録「JOJO'S BIZARRE ADVENTURE VOL.100.5」の為です。「岸部露伴ルーヴルへ行く(KISHIBE ROHAN Louvre HE IKU)」は、日本語版の単行本の発売が既に決まっており、もちろん私は買うつもりなので、どちらかと言うと、この4月号を買った一番の目的は、別冊付録の方だったという事になりますね。

 「JOJO'S BIZARRE ADVENTURE VOL.100.5」は、「ジョジョの奇妙な冒険(JOJO NO KIMYOU NA BOUKEN)」Seriesの単行本が通算100巻目を迎えた記念の別冊付録で、半分は他の作家達が寄稿したお祝いの言葉やイラスト、残り半分は限定Goodsの紹介や、設定画・PR用イラスト等の資料集となっています。

 この4月号に掲載されている作品数は全部で19本で、作品名は次の通り。「岸部露伴ルーヴルへ行く(KISHIBE ROHAN Louvre HE IKU)」「PEACE MAKER」「天上天下(TENJYOUTENGE)」「STEEL BALL RUN」「ぎんぎつね(GINGITSUNE)」「銃夢Last Order(GUNNM Last Order)」「GRANDEEK ReeL」「初恋マジカルブリッツ(HATSUKOI Magical Blitz)」「DOGS BULLETS & CARNAGE」「アニマ・カル・リブス(Anima Cal Libs)」「BASTARD!! −暗黒の破壊神−(BASTARD!! −ANKOKU NO HAKAISHIN−)」「天獄 −HEAVEN'S PRISON−(TENGOKU −HEAVEN'S PRISON−)」「ウォーバイター(War-beiter)」「はやて×ブレード(HAYATE CROSS BLADE)」「NEEDLESS」「CLOTH ROAD」「忍空 〜SECOND STAGE 干支忍編〜(NINKUU 〜SECOND STAGE ETONIN HEN〜)」「誰も知らない 〜子不語〜(DARE MO SHIRANAI 〜Zi bu yu〜」「シュメール星人(Sumer SEIJIN)」
 この内「アニマ・カル・リブス(Anima Cal Libs)」は、韓国人漫画家・朴晟佑(Park Sung Woo)の作品、「誰も知らない 〜子不語〜(DARE MO SHIRANAI 〜Zi bu yu〜」は、中国人漫画家・夏達(Xia Da)の作品ですね。昔の「アフタヌーン(Afternoon)」程ではないにせよ、複数の外国人作家の作品が掲載されているとは、何だか少し国際的。「1話だけ読んでも楽しさが伝わらない」とは言ったものの、中には多少気になった作品も幾つかあるので、もしかしたら今後より深く興味を持って、単行本を買う事もあるかも知れません。やはり雑誌は私にとって「目当ての作品を探す為に、試しに見てみる物」である様です。

 「昆虫探偵ヨシダヨシミ Ⅱ 〜そして、伝説へ〜(KONCHUU TANTEI YOSHIDA YOSHIMI Ⅱ 〜SOSHITE、DENSETSU HE〜)」 青空大地(AOZORA DAICHI)・・・・・「モーニング」2003年32号(7月24日号)〜2010年16号に不定期に掲載・及び「モーニング・ツー」2008年11号(8月2日号)〜2010年31号に連載された、動物の言葉を理解する事が出来、昆虫からの依頼を専門に請け負っている探偵が主人公の、不条理ギャグ漫画。副題は「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」のパロディですね。4月3日からの映画上映開始に合わせた発行だった様です。
 1巻では浮気調査等の依頼が多く、昆虫達のキャラタイプ的にも人間の登場キャラ的にも、全体的に大人視点であるという印象が強かったのですが、この2巻では子供の登場回数が多くなり、昆虫博士と呼ばれる子供の登場や、プラモの部品を装着した「改造昆虫」を闘わせる昆虫バトル等、子供視点の話が多く、その分より内容が身近に感じられ、馬鹿馬鹿しさもUPしていた様に思います。極め付けは、昆虫バトルで活躍した改造昆虫軍団を悪用し、昆虫界の平和を乱す悪の組織との戦いを描いた、5話連続の最終話です。馬鹿馬鹿しさの極みとも言える内容で、大袈裟な表現と唐突な終わり方が非常に笑えます。
 巻末には久保保久(KUBO YASUHISA)筆による「よんでますよ、アザゼルさん。(YONDEMASUYO、AZAZEL-SAN。)」とのコラボ漫画「よんでますよ、アザゼルさん。 in ヨシダヨシミ」を収録。悪魔を使役するといった、やはり馬鹿馬鹿しい内容の探偵漫画らしく、こちらにも少し興味が湧きました。
 映画も観に行く予定だったのですが、特定の系列の映画館でしか上映されない為、うちの近所では上映されず、遠くまで出掛けなければならないのが面倒で、残念ながら見送る事にしました。いずれDVDで観ようと思います。

 「テルマエ・ロマエ(THERMAE ROMAE)」 ヤマザキマリ(YAMAZAKI MARI) 1巻・・・・・ローマ時代の公衆浴場の設計技師が、現代の日本にTime Slipして、様々な風呂場事情や風呂関連用具を知って感銘を受け、それ等をローマ時代に戻って再現していく、という物語。作者はポルトガル在住の日本人で、欧州での風呂場事情に対する不満から、この漫画を構想したとの事。風呂や温泉を題材にした漫画自体はこれまでにもあったものの、こうした内容の物語はかなり斬新であり、注目を集めるのも頷けるというもの。「マンガ大賞2010」の大賞と、「手塚治虫(TEDUKA OSAMU)文化賞」短編賞を受賞した、今一番の注目作品です。
 浴室内TVに映っていたクラゲの映像を、浴室の壁にクラゲが入った水槽を埋め込む事で再現する等、現代の風呂場事情を余りにもそのまま真似している所が笑えたりもするのですが、主人公・ルシウス(Lucius)の設計技師としてのPrideを考えると、いずれはルシウス(Lucius)が自分自身で何か凄いアイディアや立派な発明をする所も、是非とも見てみたいものだと思います。

 「江戸釣百景 ぶらり百竿(EDO TSURI HYAKKEI BURARI HYAKKAN)」 中川真(NAKAGAWA SHIN)&風狸けん(FUURI KEN) 3巻・・・・・江戸時代を舞台にした、釣り漫画の異色作。「萬魚釣らせ参らせ候」を謳い文句に、誰にでも、どんな魚でも釣れる釣らせるが信条の、釣法指南家・流百竿(NAGARE HYAKKAN)が、様々な難題や釣り勝負に挑みます。当時はまだ無かった仕掛けや釣法等のFictionも多少ありますが、当時の釣り関連の決まりや風習・状況等が解って非常に興味深い。1話24ページと短かめですが、泣かせる話や江戸時代らしい粋な話等、興味深い内容で、一気に読ませてくれます。この3巻で最終巻というのが非常に残念。
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