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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画30【新刊/色々】



 この時に購入した物は、発売を心待ちにしていて購入後すぐに読み終えた物も多く、個人的に特に好きな漫画の発売日が集中していた時期だった様に思います。尤も、毎度の事ながら発売日を前以て調べている訳ではないので、心待ちにしていながらも発売日から少し遅れて買うといった、矛盾した事もやらかしているのですが…。「ヤンキー君とメガネちゃん(Yankee-KUN TO MEGANE-CHAN)」「マイティ♡ハート(Mighty♡Heart)」の2作品に関しては、前回の日記も合わせて参照して下さい。今回の本は3/4・3/17に購入。画像の左上から順に紹介していきます。

 「ONE PIECE」 尾田栄一郎(ODA EIICHIROU) 57巻・・・・・「週刊少年ジャンプ」1997年34号から現在まで連載され続けている、大人気の海洋冒険漫画。いよいよ七武海(SHICHIBUKAI)を含む海軍全勢力VS仲間や配下の海賊団を従えた四皇(YONKOU)の一角・白ひげ海賊団達の、全面戦争突入です。様々な過去キャラ・新キャラ入り乱れての乱戦模様、我等が主人公・ルフィ(LUFFY)は途中からの参戦であり、兄・エース(ACE)を奪還するという目的がなかなか果たされない事に少々焦れったさを感じさせられるものの、戦いに次ぐ戦いの連続には、やはり燃えます!血が滾ります。そしてまた良い所で「次巻に続く」です。…くぅ〜〜〜っ…!!!
 56巻で「初版発行部数285万部」という日本国内の漫画分野での最高記録を打ち立てたと思ったら、この57巻では300万部達成で「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」上下巻290万セットという記録を抜いて、出版界全体での最高記録を樹立。次の58巻では更に記録を更新する事になる訳ですから、この人気振りはちょっと凄過ぎますね。

 「STEEL BALL RUN」 荒木飛呂彦(ARAKI HIROHIKO) 20巻 ・・・・・残る敵は大統領ただ1人だと言うのに、なかなか粘りますね。それと言うのも大統領と敵対している立場の者達が次々に命を落として、主人公側はジャイロ(GYRO)とジョニィ(JOHNNY)の2人だけになってしまった事に加え、聖人の遺体の全てをほぼ手中に収めた大統領が、歴代の「ジョジョの奇妙な冒険(JOJO NO KIMYOU NA BOUKEN)」シリーズ各章のボスキャラ達と同様に、究極の力を手に入れてしまった為ですよ。無敵過ぎるこの能力に、果たして対抗し得る術はあるのだろうか?現在でも「ウルトラジャンプ(ULTRA JUMP)」本誌にて連載は続いているので、まだまだ決着は付かなさそうです。
 そして、この巻で「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは通算100巻目を迎えました。こちらも凄い!

 「釣り屋ナガレ(TSURIYA NAGARE)」 竹下けんじろう(TAKESHITA KENJIROU) 5巻・・・・・表紙に描かれているのは、2巻の鮎釣りの際に登場したキャラですが、今回は主人公のナガレ(NAGARE)達とは別に、彼女に焦点を当てたエピソードが描かれます。何事にも不真面目でやる気の無い青年に、釣りを通じて生き甲斐を見い出させるというちょっと感動的なエピソードです。一方、先生との釣り勝負に負けて故郷の養護施設へと連れ戻されてしまったナガレ(NAGARE)は、施設の仲間達と共にダム湖の主釣りに挑みます。施設の仲間達は皆個性的で、ここでの生活もなかなか楽しそうであり、この故郷編にも今後の期待感が高まります。

 「ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記(VECTOR CASE FILE INAHO NO KONCHUUKI)」 藤見泰高(FUJIMI YASUTAKA)&カミムラ晋作(KAMIMURA SHINSAKU) 9巻・・・・・「チャンピオンRED」2006年9月号〜に連載。身近に起こった「蟲」絡みの事件を、昆虫の生態に詳しいヒロインが解決するといった内容で、かなり個性的且つ魅力的な女性キャラが数多く登場する事から、個人的に「萌え系昆虫漫画」と呼んでいます。先日発売された10巻にて終了してしまいましたが、現在連載中の物を含む比較的新しい作品の中では、かなり上位に位置するぐらい好きな作品でして、全巻揃えて置いている書店がなかなか無い事や、基本的に1話完結形式である事から、前の巻を持っていなくても余り気にせずに読んでいるのですが、なるべく早く全巻揃えたいと思っています。
 今回も様々なゲストキャラが登場し、過去のエピソードで登場した人物達との因縁等もある様ですが、全巻揃えていない為に、そうした事情については解らない事も多いのがちょっと残念…。9巻の内容は、ワモンゴキブリが人間を襲うという話、チーズを熟成させるチーズ・コナダニの話、鳥インフルエンザに酷似した被害を鳥達にもたらすワクモの話、そして人間が持ち込んだ外来種による生態系破壊と、その責任を人間自身が取らなければならないと言う、少し考えさせられる話の4本です。

 「ヤンキー君とメガネちゃん(Yankee-KUN TO MEGANE-CHAN)」 吉河美希(YOSHIKAWA MIKI) 5・7・16巻・・・・・「週刊少年マガジン」2006年27号から3話連続読み切り掲載の後、46号から現在も連載中。現役不良の品川大地(SHINAGAWA DAICHI)と、元不良で今は真面目な足立花(ADACHI HANA)の2人が巻き起こす、学園騒動記。元不良や問題児ばかりのグループである彼等は、何と4巻から生徒会活動を始めました。
 5巻では生徒会全員で合宿へと向かい、前年度の生徒会役員達と合流して、会議が行われます。その席上で聞かされた、この学校には特別な事情を抱えた「訳有りの生徒」が大勢居ると言う事実、そして「そうした生徒達を助けてあげて欲しい」と言う前会長の言葉には、今後の展開に対する強い期待感が沸き起こって来ました。実際にその後も次々と事件が起こり、様々な問題児達による厄介事を解決に導きつつも、学校行事に恋愛にと、彼等は皆それぞれの高校生活を謳歌して行きます。
 6巻に収録されている番外編で、入学前に品川がある少女の事を好きになったエピソードが語られるのですが、それが7巻からの修学旅行編に繋がっているとは、上手い手法ですね。そしてその相手が花だという事に、この時点ではまだ品川は気付いておらず、その後の展開が最も期待される部分でした。

 「マイティ♡ハート(Mighty♡Heart)」 マツリセイシロウ(MATSURI SEISHIROU) 3・7巻・・・・・「週刊少年チャンピオン」2007年12号〜2009年14号まで連載された、悪の怪人が正義のヒロインに恋をするといった内容の、恋愛&お色気&ヒーローギャグ漫画。最終的にはヒーロー物のパロディギャグなどではなく、この作品自体が確固たるヒーロー物作品として昇華された様に思われます。
 3巻での大きな出来事と言えば、1巻で登場したライバル・シヴァルツ(Schwarz)との決着や、2巻で反乱を起こして失脚した津川雅(TSUGAWA MIYABI)が、敵である怪人の元へと身を寄せるといったエピソードが挙げられます。しかし私としては、子供がケガをした為に「子供の安全の為」と言う名目で撤去されようとしている公園の遊具を、「公園を占領する」という強引な方法で守るヴォルケン(Volken)の姿が強く心に残りました。本来悪人であるにも関わらず、余りそうは見えないヴォルケンですが、世の中に浸透する善という名の「悪良識」と戦う為には、世間一般の価値観で言う所の「悪」の立場を取らざるを得ないのかも知れません。天河十市(TENKAWA TOICHI)が、世を拗ねて悪の怪人ヴォルケンへと身を落とす過去エピソードなんかも、是非とも見てみたかったですね。
 7巻ではマイティハート(Mighty Heart)出生の秘密を始めとする全ての謎が明かされ、一気に物語は収束に向かいます。意外な展開の連続に対する驚き、そして緩いお色気ギャグ漫画として始まったとは思えない感動のフィナーレ。恐らく作者は連載開始の時点で、最後まで物語の大筋は考えてあったのだと思います。謎をむやみに明かさず、既に考えてあるアイディアを小出しにしつつ、そこへ至るまでの間を繋ぐ事は、さぞ大変だった事でしょう。しかし全て読み終えてみると、むしろもう少し無駄な部分を増やしても良かったのではないかと思いますね。雑魚怪人との戦いや、学校行事のエピソード等、膨らませる方法は色々あったと思います。もう少し長くこの作品世界に浸っていたかった…。
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