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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画34【新刊/色々】



 発売日を心待ちにし、新刊が発行される度に買い集めている作品数がかなり多くなってきているので、最近は全く新しい作品に手を出す事が少なくなってきている様に思います。読んでみたい物は色々あるのですけどね。今回の本は5/13・5/31・6/3に購入した物です。画像の左上から順に紹介。

 「ONE PIECE」 尾田栄一郎(ODA EIICHIROU) 58巻・・・・・「週刊少年ジャンプ」1997年34号から現在まで連載され続けている、大人気の海洋冒険漫画。既に59巻も買ってあるのですが、とりあえず58巻から。前巻から引き続き、海軍&七武海(SHICHIBUKAI)対白ひげ軍団&ルフィ達との乱戦模様。今巻ではようやく白ひげが動き出し、エースの元へと迫るルフィの前にガープやセンゴク等の大物が立ちはだかる等、ようやく戦いも佳境に入ったといった感じで、このまま一気にこの戦いも収束に向かうかと思いきや、まだもう一波乱ありそうで、相変わらず続きが非常に気になる状況です。まぁ、しかし確かに、ここまで大事になったのも皆エースを助ける為だったというのに、最後の最後にエース何やってるの?という気がしないでもないですね。本当に…。
 …しかしハンコックのバストサイズが111cmJカップだったとは凄いな…。女性キャラの体型など細かく描き分けてはいないと思うのだが、何だかそちらにも今後注目してしまいそうだ。
 56巻では初版発行部数285万部、57巻では300万部、この58巻では310万部、そして次の59巻では320万部と、順調に記録を更新し続けている様です。数字だけを見ると地味な上げ幅である様にも思えてしまいますが、10万部って結構大きいですよね。

 「釣り屋ナガレ(TSURIYA NAGARE)」 竹下けんじろう(TAKESHITA KENJIROU) 6巻・・・・・「週刊少年チャンピオン」2008年6号にて読み切り掲載の後、35号から現在も連載中。既に7巻も買ってあるのですが、とりあえず6巻から。釣りに関する事なら情報から道具まで何でも売るという「釣り屋」を営みながら全国を旅している途中、先生との釣り勝負に負けて高知県にある養護施設へと連れ戻されたナガレ(NAGARE)。施設の皆と協力し合ってダム湖の主・黄金の鯰を釣り上げた後、槙江(MAKIE)お嬢様がNAGAREに頼らず独自に釣り修行を始める新章に突入。しかし全く釣れず、何故なのかと悩み、悲しむお嬢様。
 私は釣りをした事は殆ど無いのですが、釣りに限らず、何故自分だけ上手く出来ないのか、一体何が悪いのかと、非常に悩んで悔しくなる事って、どんな分野でもあると思うんですよ。たった1つ何かに気付いていないだけであったり、ほんの少し努力が足りないだけであったりする場合が殆どだと思うのですが、一旦袋小路に入り込んでしまうと、自力でその「何か」に気付くのは非常に困難です。諦めずに挑戦し続ける事で、その「何か」を掴む事が出来る場合もあるでしょうが、諦めてしまった為に一生出来ないままであり続ける事も案外多い様な気がします。私も「あの時もう少し頑張っていれば…」と、後悔している事も色々ありますよ。MAKIEお嬢様には、是非とも負けずに頑張って貰いたいですね。

 「こはるの日々(KOHARU NO HIBI)」 大城ようこう(OOSHIRO YOUKOU) 1巻・・・・・「good!アフタヌーン」2009年#02〜連載中。電車の中で出会った可愛い下級生に好かれた主人公。しかし彼女には一般的な常識感が欠如しており、主人公は、彼女の異常な行動に度々恐れを感じさせられる。
 ヤンデレの彼女に振り回されるホラータッチの話かと思っていたのですが、彼女は飽くまで常識感が他人と違うと言うだけであって、基本的には心優しく献身的であり、ヤンデレという訳ではないんですよね。どちらかと言うと、「彼女に常識を教える」と言うよりは、「主人公の方が、彼女の異常さを何処まで受け入れる事が出来るか?」といった、主人公の意識改革の方が目的となっている感じ。主人公が恐れを抱いた彼女の異常行動は、リコーダーを舐める(その現場を主人公に見られても平然としている)、ゴミ箱を漁って、飲んだジュースのペットボトルを拾って持って帰る、滅茶苦茶たくさんメールを送って来て、迷惑だと言うと携帯電話を壊そうとし、返事が貰えると直接家までお礼を言いに来る、「何か」を入れたらしい手作り弁当を、強引に残らず食べさせる…といったもので、そうした行為に異常性を感じつつも、最後に主人公は彼女の想いに答える為に、正式に交際を申し込む所で2巻に続きます。
 ここから新しい展開になりそうな感じなのですが、今の所「ちょっと変わった恋愛物語」といった感じで、雰囲気は悪くないので、「ひぐらし」の様に途中から突然ホラーな方向に話を持って行ったりせず、最後まで純愛を貫いてくれる事を望みたいものです。

 「ヤンキー君とメガネちゃん(Yankee-KUN TO MEGANE-CHAN)」 吉河美希(YOSHIKAWA MIKI) 11・12・17巻・・・・・「週刊少年マガジン」2006年27号から3話連続読み切り掲載の後、46号から現在も連載中。これも現在では18巻まで全て持っているのですが、この時点ではドラマ化による急激な人気の為、10巻以降がなかなか手に入らない状況で、この11・12巻も、ようやく見付けて買ったんですよ。この後13〜15巻を見付けるのにも少々苦労したのですが、他の巻に関しては別の機会に紹介します。
 11巻では長老・和歌山(WAKAYAMA)の秘密が明らかになり、問題も無事解決して彼が退学する事も無くなり、その後も度々登場する準レギュラーキャラの1人に。青筋(AOSUJI)学園との交流会の話は、次章への場繋ぎ的なインターバルかと思いきや、品川(SHINAGAWA)が探している謎の少女の正体に絡む文化祭編への大事な伏線だった様で、生徒会選挙編以降の展開へも期待感が高まります。
 12巻は丸々1册次期生徒会選挙の話ですね。11巻から続く長目のエピソードだっただけに、対立候補者達の手強さや、目的が解らない所、打開策がなかなか掴めない所等には非常にやきもきさせられました。最後には久し振りに花(HANA)の強さが見られてスカッとしましたが、それだけで全てが解決する訳ではない所が、学園漫画の王道たる所以。立候補を辞退する必要は無いと言うHANA、HANAの行動に衝撃を受けて自ら辞退する対立候補者達。「8人で班を作る」という香川(KAGAWA)の公約はその後ストーリーには一切絡まず、かつてHANA達の代におこなった相談箱と同様、企画倒れっぽい印象ではありますが…。
 そして17巻。この時点では13〜15巻を持っていなかった為、読むのはお預け状態だったのですが、この時期、ドラマ放映に合わせて単行本の発刊ペースも早くなっていた様です。何しろドラマは全10話しかありませんでしたからね。もう少し長く続いても良かったんじゃないかと思うんですが…。17巻では、主要登場人物達が皆大学進学を目指して、予備校通いを始めます。普通の学園漫画なら当たり前の話なのですが、不良漫画で皆が大学を目指すなんて、今まで有り得なかった展開ですよ。そこにSHINAGAWAの過去のエピソードも絡んで来て…。一見受験漫画の様にも思える内容で、勉強が出来ないSHINAGAWAとHANAはかなりのピンチである筈なのですが、他の受験漫画の様に殺伐としていない様に感じられるのは、「他人を蹴落としてでも自分だけが合格する」というのではなく、飽くまで皆で合格する事を目指しているからなのでしょう。甘いとか温いとか言ってしまえばそれまでですが、漫画なんだから、創作世界の中でぐらい、そういう理想を掲げても良いんじゃないかと思います。
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