忍者ブログ

漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近購読した漫画11【古本/色々】



 去年の夏、頻繁に古本屋通いをしていた頃に購入した物の中から、これまでに紹介したどのジャンルにも属さず、ジャンル別に紹介するには数が少な過ぎる物を色々と集めてみました。画像の上の3册は【漫画修行関連】という強引な分け方も出来ると思ったのですが、下の3册はSF・社会派・アニメコミックと、完全にジャンルがバラバラですからね…。去年の7/1・7/5・7月(日付不明)の3回に分けて購入しました。画像の左上から順に紹介。

 「アオイホノオ(AOI HONOO)」 島本和彦(SHIMAMOTO KAZUHIKO) 1巻・・・・・

 「2004年度 代アニ学院 ハートコミック傑作選集」・・・・・

 「熱筆!まんが学園!!(NEPPITSU! MANGA GAKUEN!!)」 飯塚裕之(IIDUKA HIROYUKI)&小野敏洋(ONO TOSHIHIRO) 下巻・・・・・学園漫画形式で漫画の描き方を教えるHow to本。

 「横山光輝SF傑作選② 昆虫惑星(YOKOYAMA MITSUTERU SF KESSAKUSEN ② KONCHUU WAKUSEI)」 横山光輝(YOKOYAMA MITSUTERU)・・・・・1976年〜1980年に発表された中編SF作品を4本収録。2003年1月10日発行。
 「ポイント4(Point4)」は、近付く物を全て四次元世界へと消し去る魔の海域で、その原因と思われる謎の海底遺跡を、超能力を持った少年達が協力し合って破壊するという内容。「冒険王」1976年夏休み号掲載。
 表題作の「昆虫惑星(KONCHUU WAKUSEI)」は、宇宙服に身を包んだ隊員達が、ある惑星の調査に訪れる。その星では既に文明が滅び、僅かに残った人類が、数も大きさも膨大なまでに膨れ上がった昆虫達と戦いながらも、劣勢を強いられていた。実はこの星は未来の地球であり、驕り高ぶった人類が自ら破滅の道を歩んでしまったという教訓めいた内容となっている。「月刊マンガ少年」1977年4月号掲載。
 「宇宙船マゼラン(UCHUUSEN Magellan)」は、異空間から地球に向けて、突然ミサイルを送り込んで来る謎の異星人と戦う男達の物語。重要な任務に就いている筈の隊員達が、酒や博打に明け暮れ、余りにも堕落し切っている姿に驚く新入りの主人公だが、船長の死後、ようやく船長の本心に気付き、仲間達と心を1つにして危機を乗り越え、名実共に船長の跡を引き継ぐ事になる。「マンガくん」1977年5月号・6月号掲載。
 「91衛星SOS!!(91 Satellite SOS!!)」は、文明が滅び、人類も死に絶えてしまった惑星の上空に浮かぶ謎の人工衛星。調査に訪れた隊員達が次々と行方不明になり、何故かその都度、加工した食料が詰められた袋が壁の穴から供給される。一体この人工衛星は何の目的で造られた物なのだろうか…?「月刊少年チャレンジ」1980年2月号掲載。
 どの作品も「未知の存在」に対するミステリアスな雰囲気が堪能出来る、古き良き時代の良作SF漫画であると言えるだろう。

 「漫画 危ない!中国(MANGA ABUNAI! CHUUGOKU)」 曙機関(AKEBONO-KIKAN)・・・・・2006年12月7日に発行された「漫画 アブナイ!中国」の文庫版で、2008年6月18日発行。中国の大学で日本語を教える事になり、初めて中国へとやって来た親中派の山野(YAMANO)氏と、同じ大学に留学中で既に中国で数年間暮らしているヒロインが出会う所から物語は始まる。4人の作家が同一キャラによる別の項目をそれぞれ手掛け、ストーリー仕立てで中国の持つ問題点が解り易く紹介されている。
 「嫌韓流」以降一気に数が増えたこの手の情報広報系の漫画だが、1つには隣国の事を何も知らず、無条件で親しみを抱いてしまっている無知でお人好しな日本人の危うさを啓蒙する意味があり、もう1つには「真の友好とは何か」を考えさせる意味合いも持ち合わせている様に思われる。特に第2章で登場する日本の市議会議員は、自分が中国に来た時に接待を受ける代わりに、相手の親族が日本に来た際に便宜を図るといった汚職を行っており、支配者層に虐げられる一般国民達の現状に全く目を向けていないといった手厳しい批判を作中で受ける事となるが、実際中国に擦り寄る日本の権力者層というのは皆こんな連中ばかりで、本当の意味での友好を望み、実行しているとは言い難い。無条件に相手の事を嫌うのも良くないが、無条件に相手の事を好く思い、悪い点すら批判しないというのは、それ以上に危うく、また良くない事だという事も知らねばならないだろう。
 作家毎に個性の違いはあるが、皆絵は上手く、漫画の構成も非常に読み易い。また、主要キャラは皆自分の意見を持っていて、キャラとして立っており、活き活きと動いている様に思う。読んで損は無い作品。

 「ANIME COMIC スレイヤーズぐれえと(SLAYERS GREAT)」・・・・・
PR
Comment form
お名前
メールアドレス
URL
タイトル
コメント
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
manken99
性別:
男性
自己紹介:
単なる一介の漫画読み。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
  Copyright 2024 漫画読書日記 All rights reserved.
Template Design by LockHeart|powered by NINJA TOOLS 忍者ブログ [PR]