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漫画読書日記

自己満足の為の読書感想文。

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最近購読した漫画153【古本/ホラー漫画(曽祢まさこ)】



 曽祢まさこ(SONE MASAKO)と言えば、やはり「呪いのシリーズ(NOROI NO Series)」。20年ぐらい前、当時の友人から「全てのホラー漫画の中で一番怖い作品」という事で薦められ、丁度上手いタイミングで「月刊ハロウィン」増刊の「呪いのシリーズ」特集号が発売されていたので購入して読んでみたのが、曽祢まさこの作品を読んだ最初であり、「月刊ハロウィン」関連の作品を読んだ最初でもありました。少女漫画らしく繊細且つ上品な絵柄とタッチで、グロテスクな描写は余り無く、ストーリーそのものよりも「仕事」と割り切って無感情に依頼された相手を呪殺していく主人公・カイのドライな態度の方にゾッとさせられたものでした。
 他にも講談社の「サスペンス&ホラー特集号」で犬木加奈子(INUKI KANAKO)や関よしみ(SEKI YOSHIMI)の漫画を初めて読んだのも、その友人からの薦めがあったからであり、それまでの私の漫画の好みとは全く違う新たな発見を色々とさせて貰ったものだったのですが、当時の私はホラー映画やホラー小説には興味があったものの、ホラー漫画にはそれ程強い執着があった訳ではなく、又、「自分の好みの作品は自分自身で見付けたい」といった妙な拘りがあった為、「月刊ハロウィン」も「サスペンス&ホラー特集号」もその後継続して読み続けることはなく、その友人との仲も自然消滅して今に至ります。
 しかし回り回って今こうして当時の漫画を買い集め、面白く読んでいる訳ですから、当時の私は単に視野が狭かっただけであり、その友人からしてみれば、決して自分の趣味をむやみに押し付けていた訳ではなく、私なら気に入る筈だと思って薦めてくれていたのかも知れません。過去、確かに周りに何人も居た貴重なホラー好き仲間を失ってしまった事は、今更ながら少々残念に思えてしまいます。
 今回の本は4/15・5/21・5/25に購入。「呪いのシリーズ」も、ハロウィン少女コミック館の中では少々入手困難な作品の1つです。

 「呪いのシリーズ② 復讐の牙」 曽弥まさこ
 1992年3月20日第1刷発行。

 「呪いのシリーズ⑦ 醜い女」 曽弥まさこ
 1995年2月20日第1刷発行。

 「呪いのシリーズ⑩ 招かれざる客」 曽祢まさこ
 1996年6月20日第1刷発行。

 「呪いの招待状① 誕生日に殺される」 曽祢まさこ
 2006年3月20日初版第1刷発行。ホラーMコミック文庫。

 「呪いの招待状⑤ 石のキャンディー」 曽弥まさこ
 2000年12月20日初版第1刷発行。今回私が買ったのは2002年9月1日発行の第2刷。こちらはぶんか社コミックスホラーMシリーズ。
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