最近購読した漫画204【新刊／ゲーム漫画】

　今回の本は8/13・8/23に購入した物。「ゲーム漫画」の中でも、アンソロジーやコミカライズではなくゲームの外の世界を描いた物で、更にプレイヤーではなく製作者を主人公にした変り種を集めてみました。最近はこのタイプの作品も少しずつ数が増えてきている様で、他には「ゲームソフトをつくろう」や「げーむ部！」等がありますね。
　「電脳遊戯クラブ」は全５巻なのですが、５巻のみ今回は見付ける事が出来ませんでした。完結した漫画は書店から撤収してしまうのも早いですからね…。自分は帯付きに拘る為、実物を見て買う事が出来ないネット通販は使えないし、５巻を入手するには少々苦労しそうです。

　「電脳遊戯クラブ(DENNOU YUUGI Club)」　小笠原真(OCASAWARA SHIN)　１巻
　小学館 少年サンデーコミックス。2009年12月23日初版第１刷発行(2009年12月発売)。「週刊少年サンデー」2009年第29号～2011年第10号に連載(2010年51号より「喝!!ワシが師匠ぜよ！」に改題)された、電脳遊戯クラブに所属する面々がゲーム作りに奔走したりしなかったりする、ゲームクリエイター育成＆学園ギャグ漫画。
　幼い頃に送った長い入院生活の中、とある１本のゲームに救われた姫野アンは、ゲーム作りに憧れて電脳遊戯クラブに入部するが、部員は部長の荒垣ハシラを含めたったの２名。一向にゲーム作りを始める気配が無くやきもきしていた所、部長を盗撮していた転校生で天才プログラマーの源ニシンと出会った事により、状況は一変。さる事情からゲームの事を嫌っていたニシンを部長の策略で仲間に引き入れ、エッチゲーショップの息子でシナリオライターの平良ダイ、芸術家肌のデザイナー・美濃又ゲイジを加えた５人のメンバーで、何故か女子水泳部を題材にしたエッチゲーを作る事になったのであった。
　エロい事にしか興味を示さない主人公を始め、クールな態度と暴力で全てを解決する姐御肌の部長、爽やかな顔をしていながら危ない発言が多く、現実の女には興味が無いと言う平良に、イケメンでモテるが何故か何時も裸の美濃又といった具合に、登場人物が皆かなりぶっ飛んでいる(唯一まともな常識人の姫野は、ゲーム制作関連のスキルが一切無い)。我の強いメンバー達を、様々な手段で１つの目的に向かわせる過程そのものがギャグになっているといった感じで、なかなか進まない制作進行にやきもきさせられる部分はあるものの、ゲーム作りを全くしなくなってしまう後の展開と比べると、まだかなりまともであると言え、好きになれない様なキャラも特に居ない為、大抵の事は受け入れる事が出来る。主要キャラに貧乳美女と巨乳美少女が居て、主人公がエロいという設定の割に、余りエロな展開にならない点がちょっと意外。

　「電脳遊戯クラブ」　小笠原真(OCASAWARA SHIN)　２巻

　「電脳遊戯クラブ」　小笠原真(OCASAWARA SHIN)　３巻

　「電脳遊戯クラブ」　小笠原真(OCASAWARA SHIN)　４巻

　「超熱ゲームキッド!! クリエイ太」　のむらしんぼ


　↑撮影の邪魔をするうちの猫・ナイン(Nine)。