最近購読した漫画159【新刊／ギャンブル漫画(福本伸行)】

　今回の本は全て6/9に購入。「アカギアンソロジーざわ‥ざわ‥増刊(AKAGI Anthology ZAWA‥ZAWA‥ ZOUKAN)」と「賭博堕天録 カイジ 和也編(TOBAKU DATEN-ROKU KAIJI KAZUYA-HEN)」６巻を見掛けた事で、今まで保留にしていた「賭博堕天録 カイジ(TOBAKU DATEN-ROKU KAIJI)」11・12・13巻の方も同時に購入し、ようやくこちらも全巻揃える事が出来ました。余り長く保留し過ぎると、せっかくのＴＶアニメ２ｎｄシリーズの帯付き本も書店から消えてしまいかねませんからね。良いタイミングだったと思います。

　「賭博堕天録 カイジ(TOBAKU DATEN-ROKU KAIJI)」　福本伸行(FUKUMOTO NOBUYUKI)　11・12・13巻
　11巻は2007年9月6日第１刷発行(9月6日発売)。第99話～第109話「逢魔」「記憶」「皆無」「間道」「神託」「秘技」「符号」「磁場」「漂流」「過分」「圧迫」の全11話を収録。
　12巻は2007年12月28日第１刷発行(12月28日発売)。第110話～第121話「戦端」「徒花」「不動」「猛攻」「魔力」「雀躍」「全開」「強行」「論駁」「不問」「精査」「戦慄」の全12話を収録。
　13巻は2008年4月4日第１刷発行(4月4日発売)。第122話～第131話「浅薄」「胆力」「毒牙」「泥沼」「栄和」「露見」「遠謀」「津波」「恫喝」「点火」の全10話を収録。

　「賭博堕天録 カイジ 和也編(TOBAKU DATEN-ROKU KAIJI KAZUYA-HEN)」　福本伸行(FUKUMOTO NOBUYUKI)　６巻
　2011年6月6日第１刷発行(6月6日発売)。第51話～第60話「焦燥」「限界」「邪気」「必死」「迫力」「抽選」「狼狽」「連呼」「待機」「魔物」の全10話を収録。パニックを起こし時間を見失っていたマリオが、タイムリミット間際にようやく挙手。和也は「ギリギリ失敗する事を狙ったマリオの演技」と、何処までも悪意に満ちた解釈をし、マリオと光山・チャンの間にも不穏な空気が流れる。パニックに陥ったままのマリオを抱えた13回戦は果たしてどういう結果になるのだろうか…？
　仮にこのシリーズもこれまでと同様全13巻で終わるとしたら、もう半分近く来ている事になる訳だが、未だにカイジはギャンブルに参加せず。一応自分が参加しているかの如く３人に感情移入して、熱っぽく応援してはいるが、カイジ自身は３人の勝利に何ら貢献していない訳だし…。読者の立場としては３人が全てのゲームを走破してくれる事を願いたい所ではあるが、カイジが全く関わらないというのも問題がある様に思えるし、だからと言って、ここまで来ていながら３人が失敗して死んでしまうというのも、余りにも気の毒だ。一体この先どういう決着を付けるつもりなのか、別の意味で凄く気になってきた。カイジが和也を罵る時の「ミスター悪意」というセリフが何だか笑える…。

　「アカギアンソロジーざわ‥ざわ‥増刊(AKAGI Anthology ZAWA‥ZAWA‥ ZOUKAN)」
　28人の漫画家による、福本伸行の麻雀漫画「アカギ」のギャグパロディーアンソロジーコミック集。表紙に書かれた意外性のある執筆陣にまず驚かされる。ネット上でかなり話題になっている様で、発売日から遅れての入手は難しいらしいのだが、「まんがタイムきらら」を買いに行った時に、すぐ側に置いてあったのを見掛け、意外にあっさり入手する事が出来た。執筆者は西原理恵子・甲斐谷忍・田中圭一・喜国雅彦・高橋のぼる・こしばてつや・みずしな孝之・浜田ブリトニー・押切蓮介・ＣＬＵＭＰ・拓植文・カラスヤサトシ・村田ひろゆき・いがらしみきお・岩谷テンホー・トニーたけざき・志名坂高次・鈴木マサカズ・鈴木ツタ・おーはしるい・田中琳with栖賀まゆ・こいずみまり・山東ユカ・神原則夫・大井昌和・師走冬子・桑田乃梨子・伊藤黒介。